我が家の小学校受験は、年少の冬に知人に勧められてから年中の秋に決心するまで、とても悩んでの決断でした。娘は3月末の生まれのため幼稚園でもまだまだ幼く、とても想像できなかったからです。しかし同時にカリタス小学校にお子様が通われていた方のお話を思い出し、まだ決心がつかぬまま学校を訪問しているうちに娘も私共もカリタスの魅力に引き込まれ、ぜひこのような教育を受けさせてあげられたらと受験まであと1年、「やれるだけやってみよう。」と、お教室探しをはじめました。

娘の場合は少人数できめ細やかにご指導くださるお教室が良いのではないかと感じカリタス小学校に多く合格者を出されている小規模のお教室を探しました。ご連絡すると3月生まれということで難色を示されるお教室もありましたが、アドバンスでは気持ちよく体験を受け入れて下さり、先生方は温かく自然体で、丁寧にお話をしてくださいました。娘も体験がとても楽しかったようですし、私共もこちらでなら何とかなるかもしれない。先生にお任せしよう。とその日のうちにお世話になろうと決めました。そして年中の10月から入会させていただきました。

小学校受験は夫婦共に初めての経験でしたが、何でも相談に乗ってくださいました。娘は毎週、授業を楽しみに通っておりました。しかし知育では問題が聞き取れない、設問の意味が理解できないという時期がしばらく続きました。門田先生に「問題を自分でも追って言わせるといいですよ」とアドバイスをいただき、実践しながら毎日コツコツと復習や宿題を中心に学習しました。それでも知育はなかなか得点に結びつかず、このまま続けるべきか何度も悩みました。しかし門田先生は「社会性や集団行動がとても良いので自信を持ってください。知育はコツコツ積み重ねれば大丈夫です。」と娘の良い面にも目を向けられるよう導いてくださいました。そして「3月生まれさんですから、秋にピークが来ればいいのです。」「頑張っていますね、その調子です。」等と、何度も励まされました。

そこで半ば開き直る気持ちで1学期までは基礎をコツコツやろうと決め、周りと比べず娘のペースを尊重していくことにしました。後から考えるとこの時、私の気持ちが整理でき切り替えができたことは大きかったと思います。この頃は解けなくてもひたすら一つ一つを丁寧に、時に具体物を作るなどじっくり取り組みました。そうしているうちに、日をおいて再び取り組むと解けるようになっており、成長も感じられるようになりました。また、私は仕事を持っておりますが、何月までにこの範囲までやるというように大まかな目標を立て、随時軌道修正しながら自分も家事と仕事と学習とバランスが取れるように取り組んでいきました。

そして突入した夏休み、解ける問題が格段に増え、先生方からも「最近ぐっと伸びてきましたね。」「成果が出てきましたね。」と言っていただき、コツコツ学習してきた成果を実感できるようになってきました。娘は午後、集中力が途切れがちでしたので夏休みは午前中にペーパー、午後は工作や体操、巧緻性、お手伝いなど身体を動かすことにしました。しかし夏休みの力試しに挑んだ外部の模試の結果は厳しいものでした。ですが「出題傾向も志望校のものとは違う。入試の雰囲気に慣れるための練習だ。」と割り切り、それからは模試の結果にあまり一喜一憂せず受け止められるようになりました。

二学期に入り毎日の運動会練習の疲労でなかなか思うように学習が進まない時期がありましたが、最後本番までの直前期、娘は「絶対カリタスに行くんだ!」という強い気持ちを持って毎日本当によく頑張りました。カリタス小学校は短文の読みがありスラスラ読めるように毎日猛特訓しました。主人も早く帰宅してくれ、家族3人で面接練習を行いました。そして先生がおっしゃったとおり、何とか娘は「秋にピーク」を迎えられて試験に挑むことができたのではないかと思います。

入試直後、娘は「楽しかった!」と笑顔でした。娘が楽しめたのなら結果はどうあれ「やりきった、悔いはない」という清々しくもある思いでおりました。そして合否通知が届いた時は封を開ける手が震えましたが、合格の文字を見つけ家族で飛び上がって喜び、泣きました。
我が家の受験について振り返ってみると、元々自然体験を親子で楽しんでいたことや、娘の性格に合っているのではと思える学校やお教室に出会えたこと、そして3月生まれでゆっくりの歩みでも成長と秋のピークを信じてコツコツ学習を積み重ねたことなどは良かったかと思います。とても悩んで決断した受験でしたが、得られるものがとても多く、挑戦して良かったと改めて感じております。可愛い幼少期に我が子と目標を共にして一生懸命に取り組んだことは家族の絆を強くし、私共の貴重な子育ての思い出にもなりました。

門田先生は、入学後も小学校生活を楽しんで欲しいという視点で子ども達に学習の楽しさを教えてくださり、また、決して心が傷つくような指導はなさいませんでした。いま、娘は学習に楽しいイメージを持ったまま入学の日を楽しみにしております。そしていつもさりげなく励ましのお言葉をかけてくださり、それは私にとって不思議と必ず前向きになれる言葉でした。受験に向き合う親をも上手に導いてくださいました。

門田先生、橋本先生、安間先生、先生方に出会えたことを心から感謝申し上げます。素晴らしい経験をさせていただき本当にありがとうございました。カリタスでの小学校生活を家族皆で楽しんでいきたいと思います。