私共は娘の幼稚園を検討していた頃にカリタス学園の存在を知り、高校まで一貫して主体的な学びを軸にしていること、それを可能にする柔軟で細やかな先生方のご指導に魅力を感じ、幼稚園からの入園を考えました。しかし、娘の成長がゆっくりであったことや受験に向けての準備をしていなかったことから断念致しました。幼稚園に入り日ごとに成長を遂げる娘を見るにつれ、同年代のお友達から受ける刺激と導いてくださる先生方のご指導の重要性を感じ、再びカリタス学園への思いが募って参りました。一方でゆっくり成長していた娘に小学校受験、また私立小学校の生活が負担とならないか心配でもありました。そこでカリタス小学校で教鞭をとっておられた門田先生にお尋ねしてみようと、アドバンス幼児教室へ問い合わせを致しました。年中9月のことでした。体験を受けて親の心配事も話した上で、受験を目指すことは問題ないと思いますと言って頂き、出来るだけのことはやってみようと入塾致しました。

自由保育の幼稚園で机に向かうこともほとんどなかった娘は、入塾当初、座っても足はぶらぶら、姿勢も直ぐに崩れてしまう状態で、ペーパーを解く際には○×△の記号も歪んで書いていました。それでも60分の授業を受けることが出来、楽しんで通うようになりました。

アドバンスでは毎回の授業の後に保護者へ解説をしてくださり、問題の解き方やその問題で身につく力を丁寧に説明してくださいます。最初は親の私共が問題の内容に驚きましたが、実生活や遊びの中で経験していることもあり、日々の生活に意識を向けることの大切さに気づかせて頂きました。また毎回の宿題では、親はつい大人の視点で説明をしてしまいますが、5,6歳の子どもに合わせた指導方法を教えて頂き、闇雲に押しつけることなく取り組むことが出来ました。

また冬期講習後には面談、そして春期講習、夏期講習、教室模試の後にはA4用紙にびっしりと書かれた個別の講評を頂き、得意、不得意が分かり取り組みに繋げることが出来ました。とはいえ、まだ5歳の娘に意識させる事は難しく、直ぐに変えることは出来ません。またペーパーだけでなく行動観察や制作においても行儀が悪い、切り替えが出来ない、先生の指示を聞かず自己流でやってしまう等々問題は山積でした。

先生方には本当にご迷惑をおかけしどうしでしたが、決して見放さず根気強く指導して頂きました。そして毎回のお友達とのやりとりの中でもどのような行動をとったらどのような反応が返ってくるか、経験を通して分かるようになってきたと思います。

志望校を選定するに当たっては、取り組みが進むにつれ何度も迷いが生じました。親の思いで始めた受験でしたので、本人には合わないのではないか、受験自体を止めた方が良いのではないかとの思いが何度も巡りました。その様な時、門田先生は正確な学校の情報をくださりながら、その時々の問題に左右されず親がどのような教育を受けさせたいかで選ぶと良いですよとアドバイスしてくださいました。この言葉は最後まで親の支えとなりました。

試験日が近づいても集中しているときとしていない時の差が大きく、以前は解けていた問題が解けない、ケアレスミスが続く、解答時間に間に合わないと、どう修正したらよいか考えあぐねる状況になりました。しかし門田先生は冷静に最後の最後まで合格に向けた指導をしてくださり、娘にも集中すれば出来ることを何度も伝えてくださいました。

親は小学校を訪問したときの楽しかった出来事を話し意欲を高めること、そして基礎の問題を淡々とこなし、解ける自信を持たせることに努めました。ついに始まった面接試験で、娘は一生懸命に受け答えやお話作りをし、模擬面接で指摘された点を意識できていました。また考査後には、「~を作った」「蝶々結びが出来た」「お友達が出来た」等自ら嬉しそうに話し、入塾時と明らかに違い本人の意志も育まれていたのだと感じました。

合格発表は母がこっそり見るつもりでしたが、パソコンを開けると夫と娘も集まり、揃って見ることとなりました。「合格おめでとうございます。」の一行が目に飛び込んできた時、驚きと喜びが入り交じり、3人で何度も見返しました。そして幼い娘が最後までやり抜き最良の結果を成し得たことは、先生方の確かなご指導と支えがあったからこそと感謝の念が尽きませんでした。

小学校受験への挑戦は親子共々大変なことでしたが、挑戦しなければ気づけなかったことが沢山有ります。何よりも子どもの持つ力を信じ、適切な導きをすることの大切さを教えて頂きました。子どもの学びをアドバンスで始められたことは私共家族にとりまして何よりの宝となりました。本当に有難うございました。